保養とは?

 

  放射能の影響を一番強く受けるのは、小さな子どもたちです。

 福島の子どもたちを放射線量の高い福島から、県外の線量の低い地域へ移動させ、リフレッシュするための事業が保養です。

 保養では福島の子どもたちを外で遊ばせて、リラックスしてもらうプログラムが準備されています。家族が福島を離れ、今の保養の問題を共有化して、震災や生き方をとらえなおすきっかけにもなります。また同じ環境の福島の親子どうしが交流する機会でもあります。2011年の3・11東日本大震災後、全国で保養プロジェクトが立ち上がり、福島の子どもたちを支えるために保養をおこなっています。なお2020年から新型コロナが流行によって、多くの保養プロジェクトが中断・中止を余儀なくされました。昨年より、保養も徐々に再開されています。

 

原発事故から13年目。全国的に保養が少なくなっています。ぜひご支援をお願いします。

「毎日新聞」(5/26)の記事より